NATURE BOY

NATURE BOY

NAT KING COLEのヒット曲にNATURE  BOY という歌がある。少し物悲しいメロディで歌われる歌詞にはThe Greatest Thing You‘ll Ever Learn is Just to Love and Be Loved in Return. というのがある。愛し愛されることが人生で学べる最も素晴らしいということだ。

現在、医師とジャズシンガーとして働かせて頂いているが、ふと自分の生きがいとは何だろうと思うことがある。歌を歌い続けることや医師として社会に貢献することが生きがいと言えるのだろうか?医学部入試の小論文のお題が「生きがいについて」だったが、多くの友人が医師になることが生きがいと書いた中で、18歳の私は愛する家族と友人の存在と書いたことを思い出した。

今、人生の半ばを過ぎた私が考える生きがいというものはふたつの部分がある。一つ目はそれがなくては生きていけないものであり、二つ目はそのために生きていく、というものだ。まず一つ目の部分について考えてみた。医師として多くの人々の力になれることはかけがえのない喜びであり、シンガーとしてステージで歌ったり、若い世代に色々と教えていくことも素晴らしい喜びだが、正直なところ仮にその2つが出来なくなったとしても私は生きていける。しかし地球上で一人ぼっちになったら果たして生きていけるだろうか?

「愛」というものは、非常に重厚でとてもパワーをもつものという認識がある。愛し愛されることが根底にあってこそ人は個々のエネルギーを最大限に発揮して、仕事も含め素晴らしい充実した人生が送れるのではないのだろうか?愛し愛されることから安心感や自信が生まれ、周りの人々にも、社会にも優しくなれるのではないだろうか?私の生きがいの一つ目の部分、それがなくては生きていけないものはNATURE BOYの歌詞に出てくるように愛し愛されること、そしてそれを学び続けることなのだと強く思う

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この記事を書いたドクター

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平井 靖子
こんにちは。YASUKOです。父が医師だったこともあり、「大きくなったらお医者さんになる」というのが幼い頃からの私の夢でした。生まれた日が野口英世と同じ日というのも何か不思議な縁です。8年間従事した医師の仕事をやめて、アメリカの音楽大学にいくことにしました。現在は熊本を拠点として、NYで立ち上げた音楽教室を続けながら、ライブ演奏もしています。11年間のアメリカ生活の中で出会った人々から学んだこと、日本とアメリカの文化の違いから学んだこと、そして私の人生の最高の宝である主人とのエピソードなどを私のレパートリーのジャズスタンダードソングのご紹介と合わせてお届けできたら、と思っています。

資格・経歴

  • 熊本高校卒業
  • 近畿大学医学部卒業
  • 内科医師
  • Manhattan School of Music卒業
  • Artist Visa (Ovisa)取得 JAZZ singerとして音楽活動
  • Long Island University 准教授
  • Lammy Music 代表

受賞歴